今年度の大会コンセプトは"WREATH"と致しました。

 

 　現代日本では、様々なコミュニケーションツールが発達し、多種多様なコミュニケーションの形が存在します。何をするにも便利である時代に生きる一方で、便利な媒体に依存することによりコミュニケーションが単調になり、あるいは反対にコミュニケーションの多様性に戸惑い、かえって人間関係が疎遠となることがございます。

　

　本大会はスピーチの大会ですので、壇上に立ちスピーチする者が一方的に観衆にスピーチを語りかけるものであると一般的に考えられています。しかし、この時代にだからこそスピーチを一方的な物として終わらせないよう、スピーチを架け橋に交流の輪を作り上げていくことが本大会の役割であると我々は考えております。そのような理念に沿って本大会の運営を志している次第でございます。

 

 　"WREATH"という大会コンセプトには、本大会が、大会における役割にかかわらず参加している全員が人との繋がりをより強く実感し、皆が輪となる場でありたいという思いをこめました。また、本大会開催の2週間後に控えるクリスマスを意識し、季節らしさのある雰囲気を表現いたしました。

 

ta沢山のご来場御待ちしております。

 

第49回聖心女子大学学長杯争奪英語弁論大会

実行委員長

山田晃子